法華経の全体流れとコア部分の分析
その光の中には、無限の世界があってそこで如来が教えを広めている。
なぜ如来は創造世界を作ったのかというと、それは教えを広めるための教えの会合を開くためである。これがビッグバンが起きた理由。
11章の見宝塔品で如来が命令し・懇願し・請願する。これが3作用。
意志の中には完全なる完成と同時に始まりが入っている。
この意志がプロセスを作っている。
妙音菩薩品にそのプロセスが表現されている。
妙音菩薩は一人ではなく無限の妙音菩薩がいるということ。
如来神力品において以下のように真空が誓う。
その法華経の言葉を通して、「ああだから真空だったのか」にさとりを開く。
そうすると、お釈迦様がこのようにいう。
あなたが法華経を読んでいると、どこからか以下のような声が聞こえてくる。
「友よ、計り知れず数えきれない百億、センコーティ那由多もの世界を超えてその向こうにサハー世界と呼ばれる世界があって、そこにシャーキヤ・ムニ如来がいる。」
妙音菩薩17三昧の解説
法華経の妙音菩薩品に登場する17個の三昧
そして、物理学が発見したこの世界を構成する17個の素粒子
これらはともに17つで共通している。
宇宙が始まる前は無であり、何もない真空だったことがわかっている。
しかし、真空の中のエネルギーはゼロにはならない。
そこは空っぽで虚無だったわけではなく、素粒子ペアによる生成と消滅が無限に生じていることがわかった。
何もないのに無限である、これを直感的に理解するのは難しい。
しかし、真空には何らかの「ゆらぎ」があったことがわかっている。
法華経の妙音とは、妙なる音。
宇宙が始まる前の何もない真空に生じる音であり、何もない真空の中に生じた波(ゆらぎ)である、とも言える。
仏教とは単なる哲学や宗教であって、科学ではないと、果たして言い切れるだろうか。
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妙幢相三昧(幢の先にある腕輪)
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空性を備えており、仏法が正しい教えであることを確信できる性質
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幢(はたぼこ)は、仏を示す印であり、仏法を表す。腕輪は、円環になっていて終わりも始まりもない無限を示す。この腕輪が幢の先についていて天に近いところ、つまり、空にある。無限と空は表裏一定であるという空性を備えた能力。
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法華三昧(正しい教えの白蓮)
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浄徳三昧(ヴィマラが授けた)
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宿王戯三昧(星宿の王の遊戲)
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星宿の王は、天文学や宇宙全体をあまねく包括する意味
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無縁三昧(依止することなき)
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仏に縁のある者やその徳性あるところにだけとどまることなく、仏と縁の無い者に対しても慈悲の精神で教えを説く性質
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また、最高の特を備えた如来に頼らず自ら教えや真理を解く能力
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「依止する」とは、力や徳のあるところをたより、そこに止まること
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知印三昧(知恵の標識)
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知の力を人々の精神に刻印をするごとく浸透させる性質、深く共感させる能力
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人々を「無知の状態」から「真空の仕組みを知っている」状態にすることで時間と空間を超えた知恵の力を伝達する能力
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魂への知恵の刻印。
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知恵の刻印があれば、生まれ変わっても再度真理に近づくことができる
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月光三昧(月の灯)
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真理やありとあらゆるものを受け入れる能力
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受動的に素直に教えを聞く力
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月
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女性性
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解一切衆生語言三昧(あらゆる音声に精通する)
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あらゆる人々の言う話を聞きいて、その人に必要なことに沿って真理を解き明かす性質(対機説法力)
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どのような言語を話すものにも理解させることができる力
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外国語を習得するなどの言語能力でもある
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集一切功徳三昧(あらゆる福徳の集積)
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あらゆる徳のある人々を自らの徳によって1つの場に集める力
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統一場を作り出す能力
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清浄三昧(浄心をもつ女人)
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欲望に飲み込まれず清浄の身を保つ性質
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汚れがなく美しいさま、清潔感があること
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神通遊戲三昧(神通力による自由な活躍)
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あらゆる神通力を用いて人々を驚かせ、人間を調教するための性質
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6次元的な能力、いわゆる神々の能力を使いこなす力
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神通力には六神通があるとされている
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慧炬三昧(知恵の松明)
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論理の力、知的能力によって真理を解く力
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暗闇を照らし出す松明のように苦しんだ人々を知恵の力で救う能力
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荘厳王三昧(飾りの王)
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見た目の美しさや豪華な飾りによって人を魅了する性質
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端正な顔立ちで清潔感のある身なりによって人々に信頼され、真理を解くことができる能力
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浄光明三昧(汚れなき光明)
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真理という光を照らして人々を救う能力
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何もない空間に光を生み出す力、光子
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浄蔵三昧(汚れなき胎蔵)
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汚れない心で(立派に解脱して自我がない状態で)、子供が母親の胎内で育つように(胎蔵)、慈悲により存在の本質を育てる性質
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教えによって菩薩や声聞を育てる能力
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不共三昧(水の遍満)
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仏や菩薩にしかない独自の性質を備える能力
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仏・菩薩とその他の声聞や人間とを区別するための性質
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宇宙全体を隅々まで教えという水で満たす能力
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如来と菩薩の共同システムにより世界へ教えという水を降らせる
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水、海、浄化
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日旋三昧(太陽の運行)
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万物を照らす太陽のごとく、すべての生命に真理を到達させるためのエネルギー
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生命を生かす力
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太陽の周りを惑星が回る運行システムを作り出す性質
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男性性
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全ての人が自分を探す旅に出ている
最高の真理、完成を表現することは難しい
法華経と物理学の融合にトライしてみたものの、やはり最後の4つ目の力である重力の部分の説明を図解することが難解だ。
書こうと思えば書けるのだが、どうも違和感がある。
統一場理論や授記については図にはできない。
言葉の中にこそ真理があり、我々人間というのは全て皆、いや人間だけでなくこの世界に存在する全てのものにとって、最高の目的はことばで表現されるということだ
少なくとも、この138億年まえにビッグバンが起き、そこから銀河や惑星ができ、38億年間にできたとされるこの地球に住む我々の世界の時間軸においては、言葉の中に最高のさとりがあり、自分の全創造世界を統一するのは言葉によってのみ実現するということだ
我々は皆、自分の言葉を探すたびに出ているということだ。
人生とは物事とは全て段階的に進んでいく、ゆっくりと
この世界は理屈で真理を理解する(ジナーニャヨガ)、というゲームルールなので1つずつ段階を踏む必要があります。
理屈とはつまり階段状にできた段階のことを言います。
我々が住む世界というのは全てこの段階で出ています。
自然界がそれを教えてくれます。
春の次は夏が来て、秋が順番に訪れます。
人間は生まれて胎児→幼児→児童→大人というようり段階を踏んで成長します。
1つ進んだからまた次へ。次に進んだらまた次へ。
目に見える世界を科学的に正しく観る
あなたがどこの世界に生まれ変わろうとも、必ずその世界の過去に宇宙の真理を説き明かした「サトリの者」(如来)がいる
サトリの者は、5段階くらいに真理の教えを分けて人々に説明する
21世紀に現れたサトリの者も五段階に分けて教えを説く
第1段階目の教えは、あなたという個体が何なのかを理解することである
あなたは原子という小さな小さな粒の集合体である
それは電磁気力よりも強い力によって形成されている
物理学と仏教とを融合する
あなたがどこの世界に生まれようと、過去に必ず全てを解き明かすもの(以下、サトリの者ということにする)がいて、サトリの者は五段階で真理を解き明かす
我々が住む21世紀のこの世界では、過去のサトリの者としてシッタールダという名のお釈迦様がいる
そして、お釈迦様の第5の教えとして法華経が残されており、それが現代物理学のゴールである大統一場理論を説明している
しかし、21世紀に住む人間にとって、法華経は2500年前の文明によって導き出された言葉であり、馴染みづらい
この世界の人々に真理を解き明かすには、自分が住まう世界の人間に通じる言葉、つまり、物理学の言葉を使って、Koji先生の教えを完成させていく必要性を感じている
まず手初めてに法華経と物理学の融合として以下の表を提示してみる
自らがサトリの者になるのが存在のゴールなわけだが、そのためには4つの力を自らの精神の中に統合し、宇宙を完成させるという作業を何度も生まれ変わってやり続けるゲームをしているだけだ
あなたはもともと真空であって、今のその状態であるけれども、それを忘れていて、少しずつ4つの力を統合して思い出すプロセスの最中にいる
そのどの人生も真空が思い出すための道具であり、例え話であり、仮想的な世界なのだ
それを正しく受け入れられることが自らの中に全創造宇宙を完成させることなのである
それがサトリである