妙音菩薩17三昧の解説
法華経の妙音菩薩品に登場する17個の三昧
そして、物理学が発見したこの世界を構成する17個の素粒子
これらはともに17つで共通している。
宇宙が始まる前は無であり、何もない真空だったことがわかっている。
しかし、真空の中のエネルギーはゼロにはならない。
そこは空っぽで虚無だったわけではなく、素粒子ペアによる生成と消滅が無限に生じていることがわかった。
何もないのに無限である、これを直感的に理解するのは難しい。
しかし、真空には何らかの「ゆらぎ」があったことがわかっている。
法華経の妙音とは、妙なる音。
宇宙が始まる前の何もない真空に生じる音であり、何もない真空の中に生じた波(ゆらぎ)である、とも言える。
仏教とは単なる哲学や宗教であって、科学ではないと、果たして言い切れるだろうか。
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妙幢相三昧(幢の先にある腕輪)
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空性を備えており、仏法が正しい教えであることを確信できる性質
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幢(はたぼこ)は、仏を示す印であり、仏法を表す。腕輪は、円環になっていて終わりも始まりもない無限を示す。この腕輪が幢の先についていて天に近いところ、つまり、空にある。無限と空は表裏一定であるという空性を備えた能力。
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法華三昧(正しい教えの白蓮)
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浄徳三昧(ヴィマラが授けた)
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宿王戯三昧(星宿の王の遊戲)
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星宿の王は、天文学や宇宙全体をあまねく包括する意味
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無縁三昧(依止することなき)
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仏に縁のある者やその徳性あるところにだけとどまることなく、仏と縁の無い者に対しても慈悲の精神で教えを説く性質
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また、最高の特を備えた如来に頼らず自ら教えや真理を解く能力
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「依止する」とは、力や徳のあるところをたより、そこに止まること
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知印三昧(知恵の標識)
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知の力を人々の精神に刻印をするごとく浸透させる性質、深く共感させる能力
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人々を「無知の状態」から「真空の仕組みを知っている」状態にすることで時間と空間を超えた知恵の力を伝達する能力
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魂への知恵の刻印。
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知恵の刻印があれば、生まれ変わっても再度真理に近づくことができる
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月光三昧(月の灯)
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真理やありとあらゆるものを受け入れる能力
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受動的に素直に教えを聞く力
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月
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女性性
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解一切衆生語言三昧(あらゆる音声に精通する)
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あらゆる人々の言う話を聞きいて、その人に必要なことに沿って真理を解き明かす性質(対機説法力)
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どのような言語を話すものにも理解させることができる力
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外国語を習得するなどの言語能力でもある
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集一切功徳三昧(あらゆる福徳の集積)
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あらゆる徳のある人々を自らの徳によって1つの場に集める力
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統一場を作り出す能力
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清浄三昧(浄心をもつ女人)
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欲望に飲み込まれず清浄の身を保つ性質
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汚れがなく美しいさま、清潔感があること
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神通遊戲三昧(神通力による自由な活躍)
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あらゆる神通力を用いて人々を驚かせ、人間を調教するための性質
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6次元的な能力、いわゆる神々の能力を使いこなす力
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神通力には六神通があるとされている
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慧炬三昧(知恵の松明)
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論理の力、知的能力によって真理を解く力
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暗闇を照らし出す松明のように苦しんだ人々を知恵の力で救う能力
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荘厳王三昧(飾りの王)
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見た目の美しさや豪華な飾りによって人を魅了する性質
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端正な顔立ちで清潔感のある身なりによって人々に信頼され、真理を解くことができる能力
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浄光明三昧(汚れなき光明)
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真理という光を照らして人々を救う能力
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何もない空間に光を生み出す力、光子
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浄蔵三昧(汚れなき胎蔵)
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汚れない心で(立派に解脱して自我がない状態で)、子供が母親の胎内で育つように(胎蔵)、慈悲により存在の本質を育てる性質
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教えによって菩薩や声聞を育てる能力
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不共三昧(水の遍満)
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仏や菩薩にしかない独自の性質を備える能力
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仏・菩薩とその他の声聞や人間とを区別するための性質
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宇宙全体を隅々まで教えという水で満たす能力
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如来と菩薩の共同システムにより世界へ教えという水を降らせる
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水、海、浄化
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日旋三昧(太陽の運行)
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万物を照らす太陽のごとく、すべての生命に真理を到達させるためのエネルギー
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生命を生かす力
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太陽の周りを惑星が回る運行システムを作り出す性質
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男性性
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