あなたが生まれてきた究極の理由

人は自分の宿命的なものと出会うと体に稲妻が走り、自分が金持ちだろうが、貧しかろうが、才能があろうがなかろうが、そんなことはどうでも良くなってしまう

 

その瞬間、人間であることを忘れてしまう

 

もしも法華経に出会ったときに、このような状態になったのであれば、

それは過去に受記をもらいこの世界に法華経を読むためだけに生まれてきている、ということが法華経に記載されている。

 

法華経第十章「法師品」にはこうある。

薬王よ、その良家の子あるいは娘は、・・（中略）・・・人々の幸福を願い慈しむものとして、過去に立てた誓願ゆえに、このジャンプー州の人間たちのあいだに、この法門を説き明かすために生まれてきたものである すなわち、教えの高貴な実行も、仏陀の国土への高貴な生誕もみずから捨ておいて、この法門を説き明かして、衆生たちの幸福のために、彼らを慈しむために、ここジャンプー州に生まれてきた、と考えられるべきである

 

法華経を読んで「これはすごい」と少しでも随喜したり、少しでも興味を持ったのであれば、あなたは尊い使命をもってこの世界に生まれてきたということ。

 

ここまでの人生でいろいろあったかもしれないが、ここからが新たな始まり。

 

あなたは過去世におけるなんらかの誓いによって、潜在的に刻印された記憶によって何かに反応するようにできている。

 

これはごく自然なことであり、因果方法の１つだ。

原因があり結果がある。

それが起きているということには原因がある。

 

これは信じるかどうかではなく、わかるかどうかの問題だ。

あなたが法華経を見つけるのではなく、法華経があなたを見つけてはなさないということになる。