人智を超えた真理の目

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法華経の分析

法華経の構造を人間の機能に例えると以下のようになる。
 
見宝塔品は、何もない真空とは何かを考えるための脳であり、
妙音菩薩品は、何もない真空の輪郭をなす骨格であり、
地涌出品は、真空の中に無限に涌き出る血液であり、
如来寿量品は、血液がなんなのかを説き明かすもの、となる。
 
何もない真空(脳)が、「自分は何もなかった」と理解することが無生法忍である。
 
受記から無限の菩薩たちが出現してあちらこちらでビッグバンをおこす工程が無生法忍に至るまでのプロセスであり、これが妙音菩薩品に記述されている。
 
妙音菩薩とは、次の人生で如来となる菩薩であり、次に普賢菩薩と進化する。
 
そして、普賢菩薩がシャーキヤ・ムニ如来と今後の如来としての振る舞いについて相談するのが普賢菩薩品である。
 
見宝塔品に出てくる多宝如来こそが何もない真空そのものであり、無限の叡智の拡大を示しており、これを理解することが無生法忍であり、これがさとりとなる。