人智を超えた真理の目

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法華経の妙音菩薩は精神の根本的な構造を示している

【閲覧注意】下に記載の内容は人智を超えた世界を語っている。
これに触れた時のあなたの反応があなた自身の波長を表現する仕組みになっている。
 
 
無生法忍とはあなたの精神の構造そのもの
 
なぜ宇宙は形になっているのだろうか。
 
なぜ何もない真空からビッグバンで宇宙が生まれたのであろうか。
 
そして、なぜ人間は精神で外の世界を思考することができるのであろうか。
 
精神に物理的な障壁はないのである。
時空の制限もないのである。
 
その証拠にあなたはいつだって、昨日のことや明日のことを考えている。いつでも瞬時に時空を超えて、意識をどこへでも飛ばすことができる。これこそはまさに、量子のなせる技である。量子の位置は不確定で、分布の確率(行列)でしか表現することはできないのである。
 
例えば138億年前のビッグバンが起こった点には物理的には行くことはできないが、
精神であればそこに行ったり、あるいは、物理学者であれば理論的な計算式を用いて、そこの世界へいくことができる。
 
この精神の正体とはなにか。
 
なぜ宇宙空間は何もない真空から生まれてきたのだろうか、という問いに答えがあるのである。
 
それは、無生法忍(精神そのもの)があって、それに如来が受記をさずけてビッグバンを無限におこさせる。
そして、その無限の世界のうちの1つがこの3次元世界であり、だからこそ無生法忍があらゆる生命体の頭の中に存在し、その生命体を通して無生法忍が3次元世界を外の世界としてみることができるのである。
 
3次元世界に生まれた無生法忍は、自然とこれを理解しようとする。
 
理解するプロセスとして外の世界を計算したり思考したりする。
無生法忍が法華経と出会うことにより、自分は肉体ではなく本質的に無生法忍であって、過去にいずれかの如来に授記をさずけてもらってビッグバンを起こしてこの世界にきたということを、法華経を通して宇宙全体の仕組みを理解し、最終的には無生法忍であることを理解するのである(無生法忍が自分が無生法忍であることを思い出す)。
 
 
妙音菩薩品を通して無生法忍を理解する
世尊よ、その良家の子(無生法忍)は、善根を集め、積み重ねたからこそ、このようなすばらしい性質を獲得したのでありましょうが、そもそも彼(無生法忍)はどのような善根を集めたのでしょうか。 〜華経第二十三章妙音菩薩品より〜
 
つまり、無生法忍(妙音菩薩)は過去に如来から受記をさずけてもらってので、ビッグバンを自由自在に起こし、何もない真空であるにもかかわらず、無限の世界を創ってそのうちの1つの世界に肉体をもって生誕し、法華経を学んで人に教えを広めてあらゆる生命を如来にさせる性質をもち、これこそが善根となるのである。
 
世尊よ、その菩薩(無生法忍)は、いかなる三昧において修行するのでありましょうか。世尊よ、私たちはその三昧についてお聞きしたいのであります。そして、世尊よ、私たちはその三昧において修行したいのであります。また、世尊よ、その菩薩(無生法忍)がどのような色をし、どのような形をし、どのような特徴をもち、どのような姿をし、どのような行動をするのか、私たちはその菩薩(無生法忍)を見たいものであります。 〜法華経第二十三章妙音菩薩品より〜
 
ここでいう無生法忍は、過去に受記を受けている無生法忍であり、
無生法忍は、現一切色身三昧において、ビッグバンを起こしまくってそこで修行を積み重ねたのである。
 
無生法忍は、姿形はなく空である。
 
過去に受記を受けているので自由自在にビッグバンを起こして輝ける菩薩の姿となり、
3次元世界に生まれてきて法華経を見つけ出し、あらゆる人を解脱させて如来に会えるような縁(善根)を植えさせるという行動をとるのである。
 
さらに、無生法忍は、3次元世界に肉体を創り出し1人の人間となって五感を通して世界を見る。
 
無生法忍は1人の人間の精神の中に入りながらも、外に自らの姿を投影し、思考したり計算したりして並行宇宙が無限にあることを知り、あらゆる世界に如来と菩薩がい流ことを知り、教えを広めて無限の世界を拡大させていくのである。
 
これが無限の叡智の拡大となるのである。
 
そして、無限に存在する如来すべてが一体になって集まったものが無生法忍(多宝如来)である。
 
その無生法忍に授記をさずけてしまうとありとあらゆるところで無限にビッグバンが起こり、無限の世界が創造されて、そのうちの1つの世界から見ると
無生法忍が1人の精神を通して外の世界をみて思考し、無限の3次元世界が重なり合った状態となるのである。
 
無生法忍とは、無限の世界が拡大していると同時に何も始まっていないことを容認する知である。
 
そして、あなたは今この文章を読んでいる。
この文字を通して、空に入った瞑想状態である。
 
あなたは、あなたがこれを読んで脳で理解しようとしたからだろう。
しかし、実際には無生法忍があなたの肉体を通して、この文字という音を観ているのである。
 
妙音菩薩の仕組み通して、全体を理解し、何度も繰り返し接することで、無生法忍の方からあなたに近づいて、耳元で「すばらしい、本当にすばらしいことだ」と、ささやいているのである。
 
これこそが存在が望むことであり、宇宙の全てなのである。
 
以上、妙音菩薩は無生法忍であるの章を終わる。