人智を超えた真理の目

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4段階の無限を統一することが「統一場」(図解)

まずこの世界の次元構造についてまとめたものを以下に示す。
 
我々人間は、肉体を持つと地球という同じ空間を共有しているという錯覚に陥っている。
 
しかし実際にはそれは幻想であって、実は別々の時間と空間を生きており、時空が重なり合うことによって同じ空間を共有しているように五感を通して感じているだけである。
 
それぞれ時間の進み方も異なり、実際にはこの太陽系の地球だけでなく、その地球に住まう人間や生命体だけでなく、想像できるありとあらゆる生命体が存在する(相対性理論)。
 
人間や人間以外のものたち、アスラ、キンナラ、マホーラガ、シリウス星人、ベガ、プレアデス、餓鬼畜生、足のないもの、尻尾があるもの、魚の世界、蟻の世界、猫の世界、象の世界、意識のあるものないもの、その全てが三千世界であり、別々の宇宙である。
 

 

何もない真空に1つの視点(肉体であり粒)ができると、時空が生じ、そこから無限の瞬間ごとに並行世界が発生し、それは無限パターンの世界であり、肉体をもつとそれぞれの世界同士は干渉することがないので、1つの時間軸しか体験できないが、真空から見ると同時に存在する(不確定性原理)。
 

2つ目の無限は、上述した無限の三千世界が1つに重なった仏国土である。
 
法華経が解き明かすものと、それを聴くものによって形成される場が、仏国土である。
 
そこは目には見えない思考のつながりによってできた虚空さながらの世界である。
 

 
仏国土(量子場理論の場)において、虚空において如来が弟子に授記を授けると無限の世界が生み出され、生み出されたその先で弟子が如来になってまた法華経をとくため、そこが仏国土になり仏国土が融通無礙につながりあい、重なり合っていく。これが虚空界であり、仏国土が無限に重なり合った10次元の世界である。
 
 

3段階目の無限である、仏国土が無限に融通無礙につながりあった世界であり、叡智が広がっていく。
 

そしてすべての仏国土如来が授記を授け終わり入滅した完成された状態であり、生きとし生ける全ての生命体がさとってしまった状態が11次元の無限の世界であり何もない真空である。あるともないとも言える超感覚のことであり、これを受け入れられる知性のことを無生法忍という。これは、もはや図で描くことは難しく、以下のような稚拙な図でしか表すことはできない。
 

以上、「4段階の無限、さとりへの道」についての章をおわる。