人智を超えた真理の目

本当のことを知りたい、本質が知りたい、この世界の本当の姿を知りたい人へ、人間を超えていくためのブログ

本当のあなたの姿が実は創造主だった

とんでもないタイトルから始まってしまったこの話。
 
この世界には必ず始まりと終わりというものが存在する。
 
朝起きたらそれがあなたの1日の始まりであり、夜に布団で眠りにつけばそれが1日の終わりとなる。そして、それは同時に睡眠の始まりでもある。
 
あるいは、仕事を始めればそれが同時に朝のリラックスタイムの終わりかもしれない。
 
この世界は始まりと終わりがあり、必ずその間のプロセスというものを体験できるようになっている。
 
これは目に見える現象は当然のことながら、目に見えないあなたの思考の世界でも同じように始まりと終わりがある。
 
例えば、あなたが朝起きた時に、頭の中で「今日は会社に出社して契約書を完成させなければならない」と思考したとしよう。
 
その時にあなたは、実際に会社の自席にいる自分を想像し、実際に契約書を作成している並行世界(並行宇宙)を創り出していることになる。
あなたは、自ら思考の世界を創り出し、その世界の中に入って契約書を作成しているのである。
この思考の世界も、契約書を作成する、というプロセスを生み出した瞬間に、そこには始まりと終わりが存在してしまうことになる。
 
そして、思考の世界というのは、あなたが肉体で体験しているこの世界と同列に存在している。
 
あなたの思考は、時間と空間を超えて自由に並行宇宙を創り出し、その世界にはあなたが存在していて、あなたの思考が終わったとしても、その並行世界は続いて存在し続けているのである。
 
そんな話をすると、いや私の体はここにあるし、思考の世界と言っても実際に触ったりすることはできないではないかと思うかもしれない。しかし、それは自分の五感を過信しすぎなだけである。
 
五感による認識に依存しすぎているとこの世界が全てだという幻想に入っていってしまう。
実はその幻想こそが、この世の苦しみの原因であるということであるにもかかわらず。
 
例えば、空腹時に美味しい食べ物を想像したときに実際に唾液が出てきたり、悲しい夢を見た後に実際に泣いていたということを経験した人も多いだろう。
夢を見ていて起きるまでは夢の世界を本当の世界だと思っていることもあるだろう。
 
つまり、人間は「肉体で感じている世界こそが本当の世界である」という思い込みによって幻想を生み出しており、この思い込みこそがこの世界のリアリティを創り出している。
 
実際には、肉体が配置された時間軸に沿ったひとつの世界を体験しているだけであり、肉体を伴わない夢の世界も存在はしているし、あなたが日々思考している世界も存在しているのである。